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読書で一休み

勉強の合間や、通勤・通学の電車やバスの中での読書はいかがですか?本が大好きな私が紹介する本を参考に、ちょっとした休憩にゲームやYou Tubeばかりでなく、本を読んでみるのはいかがですか。本を読むことで国語力や知識を得ることができるばかりでなく、自分の頭の中で活字を映像に変換できるようになり、より読解力が身に着くようになります。更に本にはいろいろなジャンルがあり、その中から好きなジャンルを選ぶのも自由ですし、好きな作家を見つけてその作品を読むこともできます。そんなわけで、本はテレビやインターネット、ゲームなどの映像作品が溢れる今でも最高のエンターテイメントと言えると思います。

英語塾橋本のブログ『もりちゃんの一休み』内でもレビューされている小説なども紹介していますので、何か読書をしたいと感じたら参考にしてみてください。ブログ内にはより詳しく本の紹介をしていますのでご覧になってください。ブログはこちらからどうぞ。

 

『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』

冬野夜空著

永く生きられないことを知っているヒロインの綾部香織は、控えめで目立たないクラスメイトの天野輝彦を彼女の専属カメラマンに任命します。突如クラスの人気者の香織にそう告げられた輝彦は戸惑いながらも、香織の笑顔に振り回されていきます。香織の写真を撮り続けていくうちに、香織の病のことを知る輝彦。そんな輝彦に香織は言います。「私のことを、好きにならないでね。」読んでいて涙が止まらない作品です。カフェの中や外出時には読まない方がいいかもしれません。切なくて涙が出るけど、一生懸命に生きた香織にお疲れ様と言ってあげたくなります。この本の感想はブログにも載せていますのでご覧ください。(ちなみにTwitterを通して、著者の冬野夜空さんからこのブログに関する返信を貰いました。)

 

『君の膵臓をたべたい』

住野よる著

本好きなら誰もが知っていると言っても過言ではないほど有名な『君の膵臓をたべたい』をお薦めします。何度読んでも泣けて、更に繰り返し読むことで、一回目には気が付かなかった主人公たちの心の変化などが再発見できます。またなぜかこの本を読むたびに「桜」を見に行きたくなるのは、ヒロインの名前が「山内桜良」だからなのでしょうか?小説を読みながら主人公たちの歩んだ道のりが頭の中に映像として残るような美しくて、眩しくて、切ない話です。2017年には実写映画化され大ヒットしましたね。あの映画ですっかり浜辺美波さんのファンになりました。

 

 

『京都寺町三条のホームズ』シリーズ

望月麻衣著

古都京都にある骨董品店『蔵』を舞台に描かれたライトミステリーです。埼玉から京都に引っ越してきた女子高生のヒロインである真城葵は、ひょんなことからこの骨董品店でバイトを始めることになります。その骨董品店のオーナーの孫にあたる京大院生の家頭清貴が実質的な店の運営をしています。彼の骨董品を見る知識の深さは、日常で起こる様々な問題や不可解なことを解いていきます。そんな清貴に葵は惹かれていくのですが・・・。心温まるシリーズ小説です。ブログにもあるので参考にしてください。

 

『彩堂かすみの謎解きフィルム』

騎月孝弘著

小さな映画館『名画座オリオン』を舞台としたお話です。祖父から受け継いだ映画館の支配人は、20代の美人支配人です。普段はおしとやかですが、一度映画の話となると我を忘れて熱く語り始めます。映画に関する深い知識から、小説内に登場する人々の解決できない悩みなどを解いていきます。この小説に出てくる映画館「名画座オリオン」は、作者の住まいである静岡市にある映画館を基に書かれたそうです。魅力ある映画館として描かれているので、静岡県民としていつかこの実在する映画館にも足を運びたいなと思っています。ブログはこちらからどうぞ。

 

『木曜日にはココアを』

青山美智子著

人と人とのつながりや関り合いを、温かく描いている作品です。悲しい話やさみしい話などは物語に出てこないのですが、何故か泣けてきます。それはこの物語の登場人物達が優しく思いやりのある人達だからなのです。心優しい話に触れ合いたければお薦めの小説です。『木曜日にはココアを』の感想やあらすじを知りたい方はブログに載せていますのでそちらをご覧ください。

 

『明日の君が、きっと泣くから。』

葦永青著

死神に「あなたの命は後7日です」と言われたらどうしますか。死神にそう告げられてから主人公の少年は生きる意味を探し始めます。そして彼は幼馴染みの少女を心の底から笑わせることを自分の生きる目標としました。縮まっていく二人の関係、もっと生きたいと湧き上がる感情とは反対に、無情にも時間は過ぎていきます。そんな主人公の複雑な気持ちを彼は日記に記していきます。主人公の死後、その日記を観た少女は果たして・・・・・。『明日の君が、きっと泣くから。』の感想はブログにも載せていますのでご覧ください。

 

脳が認める勉強法

ベネディクト・キャリー著

普段勉強法で悩んでいる生徒や保護者の方必見の本です。脳科学に基づいて、様々な実験や検証を通して効率の良い勉強法や記憶法を知ることができます。我々が1度は聞いたことがある「エビングハウスの忘却曲線」で反復の重要性を再認識できたり、自己テストの重要性を知ることができます。また環境に変化をつけることの方が、同じ環境下でいつも勉強するよりも記憶として脳に定着しやすいことなどが書かれています。この本で知ったことを学習に取り入れてみませんか?

 

Of Mice and Men『ハツカネズミと人間』

John Steinbeck (ジョン・スタインベック)著

1937年に出版されたこの作品は、ノーベル文学賞受賞者のジョン・スタインベックによって書かれました。文学作品として幅広く読まれ、映画化もされた名作です。主人公が愛するものを守るためにどのような行動を起こしたのか。結末は衝撃的ですが、自分に置き換えると主人公のとった行動を否定できるとは限りません。読み終わった後、人により様々な感想を持つであろう作品です。また20世紀の初めのアメリカ社会の一面も知ることができ、ぜひ推薦したい一冊です。ブログにもこの作品にまつわるエピソードを掲載していますのでご覧ください。

2024.12.12 Thursday